折れた船竿の修理


シーマイティRのR73 50-270

前回のイサキ釣りで折ったシマノのシーマイティRのR73 50-270。

釣具屋で修理は出来ず、先だけを購入するしか無いと言われました。

1万2千円弱で購入したのに、先だけで9千を超えるそうなので諦めて帰宅。

修理する方法が無いかネットで調べたら、なんとかなりそうなので自分で修理することに。

折れた船竿の修理に必要な物

内径より少し太いカーボンソリッド
カーボンロービング
エポキシ接着剤

カッター
ノギス
紙やすり1000番
ヤスリ

折れた場所を平らに

折れた箇所をカッターで切断して(はさみ等で挟むと割れるので注意)、

葉を当てて竿を回しながら少しずつ深くしていく感じで切りました。

切り口をヤスリで平らにして、上と下がピッタリと合うように。

カーボンソリッドを削る

折れたところの内径が2.5mmくらいだったので3mmのカーボンソリッドを購入。

上下とも3cmずつ埋め込むのを目標に削ります。

ノギスで内径を測りカーボンソリッドをテーパーをつけながら少しずつ削ります。

意外と簡単に削れるので、削り過ぎに注意!!

私も削り過ぎたので、先を切って調整。

削ったカーボンソリッド

削ったカーボンソリッドをエポキシで固定します。

エポキシをタップリと竿の中に入れてカーボンソリッドを中に入れて継ぎます。

くっついた竿

余ったエポキシを拭き取り固まるのを待ちます。

2日ほど乾燥させました。

竿を紙やすりで削る

削る部分6cmをマスキングして、1000番の紙やすりで削ります。

カーボンロービング

カーボンロービングはカーボン繊維の束です。

竿の折れた場所にカーボンロービング

エポシキをタップリと竿に付けてカーボンロービングを巻きつけていきます。

人差し指と親指でしっかり挟み余分なエポキシを取るように巻いていきます。

途中でエポキシを足しながら、3往復巻きました。

この状態でまた2日ほど乾燥させました。

カーボンロービングをエポキシでコーティング

しっかりと乾燥させました、この状態でも使えるそうですが、

表面を滑らかにするために、エポキシをタップリと塗って乾かしました。

乾燥して修理完成です、早く実釣で使用感を確かめたいです。